奈良の一刀彫 万葉堂

お知らせ

2019/03/23

「奈良一刀彫 兜(五月人形)-大・中・小について」

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当店の兜-大・中・小は、ヒバ材を使って彫っています。
ヒバは、木曽檜に比べると少し黄みがかっていて、木目も細かく油の少ない美しい材木です。


特中・特大と同様に、頭の部分はくり抜いて彫っています。
角と龍は、差し込む作りにしています。


前面の柄の部分は、ヒバの木地を残し、牡丹の花とトンボの柄を描いています。
金箔は、本金を使い、角の部分は赤金と青金の二色使いをしています。
所々に盛り上げ胡粉を使って、立体的な彩色を施しています。


お客様からよく聞かれることは、特中・特大との価格の違いです。
第一は、材料(材木)の価格の違いで、木曽檜の方がとても高価だからです。
また、木曽檜は油が多いので、油抜きをしなくてはいけません。
ヒバはその必要がなく、彫ってすぐに絵付けが出来ます。
彩色も特中・特大の方が、盛り上げ胡粉を多量に使って絵付けをしている為に、時間と手間がかかります。
それらの点から、価格の違いが出てしまいます。


兜-大・中・小も見劣りすることなく、豪華な仕上げをしています。
それぞれのお好みやご予算に応じて、選んでいただける様に考えています。

 

奈良一刀彫・吉岡一泰作 五月人形・兜-大はこちらからどうぞ。


奈良一刀彫・吉岡一泰作 五月人形・兜-中はこちらからどうぞ。


奈良一刀彫・吉岡一泰作 五月人形・兜-小はこちらからどうぞ。


こちらの兜には、弓・刀・屏風のセットはお付けできませんのでご注意ください。